運送までの流れ


ピアノは高価な楽器なので、運ぶ際は細心の注意を払わなければなりません。
安心してピアノの運送を行うためにはピアノ運送の流れを知ることが大切です。
ここでは、運送業者への見積もりの取り方から、運送後までの流れをご紹介します。

ピアノ運送のスタートは見積もりから

ピアノの運送に対応している業者は複数あります。
運送業者によって料金や対応しているピアノの種類は異なってくるので、複数の業者へ見積もり依頼をすることが大切です。複数の業者から見積もりを取ることで、それぞれの料金やサービスを比較することができるので、自分にあった条件の業者を見つけることができます。
オススメのピアノ運送業者はコチラ

見積もりを取る際に必要になる情報

  • 依頼内容
    • 引越しで敷地外への移動
    • 敷地内の別室への移動
    • 同室内での移動
  • 希望出発日
  • 運送するピアノの台数、種類、メーカー等
    • グランドピアノ
    • アップライトピアノ
    • エレクトーン
    • 電子ピアノ
  • 現住居、新住居についての情報
    • 建物の種類
    • 周辺の環境

建物の種類や周辺の環境情報は正確に!

建物によってはクレーンなどの特殊な作業をしなければならないことがあります。必要かどうか分からないまま当日を迎えてしまうと、追加料金が発生したり、トラブルが起きてしまうので、不安な場合は訪問見積もりを依頼しましょう。

運送当日までにしておきたいこと

運送業者が決まっても、当日までにしておきたいことは沢山あります。

ピアノの状態の確認

運んだ後にピアノの傷に気づいても、運送業者が付けたのか、私たちが付けたのかが分からないのでトラブルの原因となります。あらかじめピアノに傷がついていないかを確認しておくことが大切です。

新居では何処に配置するか

アップライトピアノは200~250kg、家庭用グランドピアノでは300~350kgの重さになります。床の強度に問題が無いか、事前に確認をしなければなりません。

ピアノを2階に配置する場合は、一戸建ての場合、階段の幅が足りないことが多いので、基本的にクレーンを使用して搬入することになります。クレーン車が搬入先の直下に配置できるか、搬入する際の窓枠の大きさは十分なのかを業者に相談しておきましょう。

調律サービスを受けるかどうか

ほとんどのピアノ運送業者は、運送後の調律サービスを提供しています。運送後にすぐ弾けるようにする為にも、依頼の際に調律サービスを依頼しておきましょう。

運送後の調律についてもっと知る

近所の方への挨拶

ピアノに限らないことですが、運送当日は長時間のトラックの停車、騒音で近所の方に迷惑をかけてしまいます。事前に挨拶をしておくことを忘れないようにしましょう。

当日の流れ

ピアノの梱包から設置までは運送業者が行うため、私たちがすることは特にありません。
しかし、スムーズな搬出や搬入を行うために運送の流れを知っておくことは重要です。

搬出の流れ

  1. ピアノの設置状態の確認
  2. 運送経路の確認
  3. ピアノの梱包
  4. 搬出

搬入の流れ

  1. ピアノ設置場所の確認
  2. 搬入
  3. 設置
  4. 調律、傷の有無の確認

ピアノを1つ運ぶだけでもこれだけ多くの工程があるのです。事前に運送の流れを知っていることで、トラブルが起こる可能性を大きく下げることが出来ます。

特に

  • ピアノの情報
  • 新居での配置
  • エレベーターの有無
  • 出入口の幅

などの情報はできるだけ正確に業者に伝えるようにしてください。