ピアノ運送するときの調律に関する注意点とは?


ピアノはほんの少し振動を与えただけで音が変わってしまう繊細な楽器です。そのため、多くのピアノ運送業者は
運送後の調律依頼を受け付けており、高い技術力で運送後も手厚くサポートをしてくれます。

また、運送と同時に調律依頼をすることで、調律料金が安くなる業者もあるので、事前に業者ごとの費用やサービスの
違いについて調べる事がとても大切です。

ピアノ運送後の調律の[ベストタイミング]

例えば運送後に即日、調律をしてくれる業者もありますが、少し注意が必要です。
ピアノを運送して、調律が狂ってしまう最大の原因は移動によるものではなく、
移動後の部屋の温度・湿度変化による狂いなのです。つまり運送後、新しい部屋の環境に馴染むうちに
少しずつ調律が狂っていく
ということです。
ピアノを弾く犬
ピアノ調律は運送後、一週間以上が経って新しい環境に馴染んできてから依頼しましょう。
新居の環境が今までと大きく異なる場合は一日でも早く馴染ませるため、調律依頼の間隔を今までよりも短く
することが重要です。そうすることで環境に馴染みやすくなり、ピアノの状態悪化を未然に防ぐことができます。

運送前の調律で大切なこと

さて、運送後の調律について書いてきましたが運送前の調律も大切です。長い間、調律していないピアノを運送する場合、必ず事前の調律依頼をしましょう。運送前に調律がズレていると、ピアノが新居の環境に慣れるまで、通常よりも
多くの時間が掛かってしまいます。

また、運送後に弦やヒッチピンなどが痛んでいることに気づき、調律が出来ないということも多くあります。
「音が出るから問題ないかな?」といった判断で、取り返しがつかない事になってからでは遅いので充分に気をつけてくださいね。

長期間、調律をしていないピアノは響板などの各パーツの痛み具合が心配です。パーツが痛んでないか?
という部分も、運送前の調律依頼において大切です。

非常に繊細なピアノだからこそ、運んで終わりという考え方でなく、その後の調律までがピアノ運送だと考え、見積もりをすることが重要ですね。

 

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