特殊作業(とくしゅさぎょう)


ピアノ運送用語集

特殊作業とは

通常作業においては、一般的な作業と特殊作業とがあります。ご存知の通り、作業は様々な業種で行われており、特殊な装置を扱う作業から重機などを使用するものまで、作業内容においても違いがあります。

搬送においてはピアノや家具がその作業となることが多く、特にピアノに関しては種類によっても費用が違ってきます。ピアノは大きく分けるとグランドピアノ、アップライトピアノ、エレクトーンなどの電子鍵盤がありますが、一番費用が高いものはグランドピアノになります。ピアノにおいては、例えばマンションでエレベーターを使用する場合、クレーンで吊り上げて行う作業が多く、そこでは1階などへの搬送とは違い、大きな手間がかかることになります。搬送は通常、引越専門業者やピアノ専門業者に依頼をすることになります。楽器ならではの事前事後トラブルを防ぐためにも専門業者に依頼する方が安心して搬送を任せることができます。

また、サイズも大きいグランドピアノの場合は本体と脚部を取り外して行われ、後で組み上げることになり、専門業者はそういったノウハウや技術も持っています。作業を依頼する場合、事前に見積もりを取ることが大切なことになり、特殊作業の場合、クレーン等が別料金になることが多く、よく確認することが必要です。

お役立ち情報

ピアノ搬送には特殊作業が必要になることがあります。住宅の2階部分やマンションの高層階など、エレベーターを使用したり、クレーンを使用するといった場合が特殊作業となります。例えばマンションでエレベーターを利用する場合、2~3名のスタッフで行われることが多く、入口までは専用の代車によって移動が行われます。

アップライトピアノでは2名程度の作業となりますが、グランドピアノの場合、サイズも大きく重量もあるため、作業人数も増えることになります。ピアノの傷が付かないように養生され、エレベーターを利用して高層階に運ばれますが、注意点としてエレベーターの乗員数があります。この場合、例えば6人乗りで対応することができず、最低でも乗員9人用が必要となります。

もう1つの特殊作業といわれるクレーンの場合、2つの作業方法があります。それはクレーン付き搬送車、いわゆるユニックによる作業と、高層階の場合に使用されるレッカーによる作業があるということです。概ねユニックの場合、特殊作業料として業者は見積もりを計算しますが、レッカーの場合、5トンや20トンなど、重機によって性能が異なり、重量トン数が多ければ高所への搬入が可能になります。レッカー費用に関しても大きな価格差があるため、高層階の場合は費用や搬入方法を確認をする必要があります。

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