ピアノ引越しの費用(合計料金)を劇的に安くする2つの方法


ピアノ引越しをする時、近所や大手の引越し業者に電話をして見積もりを取るという方法は絶対にしないでください。それだと業者はあなたの自宅に訪問して、見積り金額を高く提示してくるでしょう。最初の電話で訪問見積りとなり、業者ペースになってしまいます。

そうなった時、業者が考えることは「出来るだけピアノ引越し料金を高く支払ってほしい」ということです。マクドナルドでハンバーガーを頼むと「ご一緒に、ポテトもいかがですか?」という様に、ピアノ引越しに関しても「ご一緒にクリーニングはいかがですか?」「調律はよろしかったですか?」という営業をされます。もちろん、本当に受けたい場合は受けるべきです。いずれにしろ、最初の電話で色々と決める必要は全くありません。そして、電話で問合せるよりも確実に料金が安くなる方法がある事を知ってください。

ピアノ引越しする上でとても大切なこと

ピアノを引越しする上でとても大切なこと
見積りは必ず複数の業者から取り、比べてください。
PC やスマホで見積りを比較して、もっとも安いピアノ引越し業者を選ぶという方法が現在では一般的です。

また、一般の方だけではなく、法人やイベント会社でピアノ引越しする方々にも同様のことが言えます。
今回の記事ではそこから一歩進んで、もっとも見積りが安い業者を選んだ後、さらに料金を安くする方法をお伝えします。この方法を知れば、料金を最大限まで安くすることが可能です、必ず覚えておいてください。

複数の運送業者から見積りを取る

1つ目は前述しましたが、[複数の運送業者から見積りを取る]ということです。ピアノ引越し専門の業者は
引越し業者に比べると少ないですが、せめて3社程度は料金比較したいところです。5社から見積りを取ること
ができれば多いと思ってください。ピアノ引越しの料金相場については、当サイトの別記事をご参考ください。

>>ピアノ運送の料金相場

また、知っておくと役に立つのが見積り料金の内訳です。あなたの見積りが料金相場とか複数の運送業者から見積りを取るけ離れている場合、内訳を見ればどこの費用に違いがあるのかが明確になります。ですので、ピアノ引越し業者に料金内訳を教えてもらうことはとても大切です。

コツとしては電話ではなく、メールで問合せる事です。なぜなら、電話だと誤魔化されたり、電話に出た者が内訳を知らないという可能性があるからです。
また、メールで問合せても教えてくれない場合もあります。その場合は業者を変える、訪問見積り時に聞いたりするなどして方法を変えてみましょう。

直接、業者と料金交渉をする

料金相場を知り、もっとも安いピアノ引越し業者が決まったら、ここで初めて料金の交渉をします。これが
2つめの方法です。あなたが、複数の業者から比較して決めたピアノ引越しの業者ですが実はまだ料金が安くなる可能性があります。

一括見積りサービスを使って、パソコンやスマホ上で料金は決定しました。しかし、実際にかかる費用は
業者との電話や訪問で最終決定する事がほとんどなのです。

ピアノ引越し業者は、料金を見積り金額より高くしたいと考えています。あなたは、料金を見積り金額より安くしたいと考えてください。ここで再び重要となってくるのが、料金相場と内訳です。
この二つをしっかり理解しておけば、業者に直接、業者と料金交渉をする料金を多く提示される(いわゆる
ボッタくられる)という可能性は非常に低くなります。

逆にどの業者でも「この部分の費用はあまり変わらないな」という事も分かってくるので、費用が大きく変わる部分に絞って料金交渉をする方法がおすすめです。

さて、ここまで紹介した

  1. 複数の業者から見積りを比較する
  2. 最安値の業者が決まったら直接、料金交渉をする

この2つの方法だけで、ピアノ引越しの費用はグッと抑えられます、是非活用してください。
また、料金と同じくらい大切なことがあります。

良いピアノ運送業者の条件

業者が決まり、料金も格安になりました。ここでもうひとつ大切なことは「あながた選んだピアノ運送業者は、本当に信頼できるか?」という点です。

一般的に料金が安いとなれば、サービスが悪いというイメージがあります。しかし、Amazonの様に安いし、手続きも簡単、配送も早いといった、商品もサービスもしっかりしている会社もあります。信頼できるピアノ引越し業者の条件とは何でしょうか?下記にまとめましたので、しっかりとチェックしてください。

1、有名・知名度がある

大手の引越し業者と聞くとサカイ引越センターや、アート引越しセンターなどが思い浮かぶと思います。ピアノ引越しの業者ですと、東京ピアノ運送などが有名です。

2、実績や歴史がある

「ピアノ引越し、毎月○○件」や「設立昭和○○年」といった様に実績や歴史がある会社は、何十年も働いて
いるベテランさんがいたり、長年の経営で身に付けた独自の技術があったりと信頼できる場合が多いです。

3、口コミや評判が良い

最近では口コミや評判を重視して、商品やサービスを決めるという傾向が高まっています。例えば、商品を
決める場合「Aの料金は、安いけど口コミの評判が悪い。料金は高いけど、口コミの評判が高いBを買おう」と
いう経験は多くの人が感じた事があると思います。

4、ホームページについて

今は小さなピアノ引越し業者でもホームページ(HP)を持っています。HPで上記1-3を確認するのもおすすめ
です。また、しっかり作りこんでいるHPも良いですが、作業員さんの写真や料金表が載っていたりすると信頼
感が上がりますね。

上記のような4つのポイントを確認して、信頼できるピアノ引越し業者を探してみてください。

ピアノ引越しの際、特に気をつける点

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後にひとつだけ気をつけるべき事をお伝えするので、覚えておいてください。それは[あなたのピアノは傷付くことなく調律も全く狂わず、無事に引越しされるか?] という点です。
ピアノ引越しの業者は、何年も何十年もピアノを専門に運送をしているプロフェッショナルです。当然ながら、友達や家族同士でピアノを移動させるよりは何倍も安全ですし、運ぶ技術も一流です。しかし、ピアノは頑丈ではありますが、その反面とてもデリケートでもあります。

ピアノの繊細さは想像以上

ピアノの繊細さは想像以上

あなたが運ぼうとしているピアノが電子ピアノであれば、調律もなくそれほど心配も要りませんが、グランドピアノやアップライトピアノであれば、些細な移動や衝撃で調律が狂ってしまう可能性がありますので、十分に気をつけて配送してもらいましょう。

下記の表は国産メーカーのピアノ調律における料金相場です。万が一、調律が狂ってしまった場合は参考にしてください。

グランドピアノ 15,000~20,000円
アップライトピアノ 12,000~17,000円
電子ピアノ 不要

ピアノを移動させる経路や、新しく搬入させる部屋の環境なども十分にチェックしてください。もっとも安全な方法は
ピアノ引越し業者と相談や確認しながら進めていくことです。
また、ピアノ引越しの場合[運送保険]というものに一時加入するので、運送時に傷や凹みがついてもあなたが
修理費を支払うということは一切ありません。

【おまけ】自宅の引越し料金を格安にする

おまけとして、とっておきの情報をお伝えします。実は今回の方法はピアノ引越しだけでなく、自宅やオフィス引越しする場合でも同じように活用できます。なぜならピアノ引越しも、自宅の引越しも同じ[引越し]という業務であり基本は同じなのです。

例えば、法人様やイベント会社などはピアノのみを移動させたり、引越しする事が多いと思います。一方、個人のピアノ引越しという場合、家も合わせて引っ越しするという場合がほとんどなのです。

ピアノ引越しと自宅引越しの共通点

[引越し]という業務を大まかに分けると

  1. 見積りする(比較する)
  2. 料金交渉をして費用を決める
  3. 引越しをする

という3つの場面が共通しているということが分かります。

また、当サイトで何度か紹介しており、管理人も利用している無料の一括見積りサイト[引越し侍]ですが、ピアノ
引越しだけではなく、自宅の引越しについても対応しております。ピアノ引越しと自宅引越しの共通点

引越し侍ですと、ピアノ引越しの提携業者は20社以上ですが、通常の家の引越しの場合は何と提携業者が230社以上あります。大手のサカイ引越しセンターやアート引越しセンターから、地域に特化したローカルな引越し業者まで幅広く提携しており、さらに口コミも12,000件以上あるという驚きの実績があります。

引越し侍で無料の一括見積りサービスを使い、自宅・ピアノ両方の見積もりを取る。それにより、お互いの最安値や内訳などが分かります。これは非常に便利です。

引越し侍のメリットを十分に活かしてピアノ引越しも、家の引越しも安く納得いくものにしたいですね。


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