下見費用(したみひよう)


ピアノ運送用語集

下見費用とは

下見費用とは、ピアノを運送する際にかかる費用です。まず事前に、ピアノの品番を伝えて大きさや重さなどを理解してもらいます。その後、搬送先がどこなのかを伝えて、移動距離をはかり、段差の有無、エレベーターの有無、敷地内に数段程度の階段は無いか?などの必要事項を説明して、見積もりを取ります。

「建物の構造上、廊下が通れるかどうか心配」、「2階へ設置して欲しいが、クレーン車が家の前まで入って来ることが出来るかわからない」など、電話では分からない不明点があり、見積金額が設定できない場合があります。その場合は運送業者に下見に来てもらう方が安心です。素人考えで大丈夫だと思っていると、思わぬところで追加料金などが発生する場合がありますので、ピアノという高価で繊細な楽器を運ぶ際には、業者に事前確認してもらうことをお勧めします。ちなみにこの際は正規料金とは別に費用が発生します。各社料金は様々ですが、3000円~5000円くらいを考えておく必要があります。

もちろん、今住んでいるところにピアノを搬入した時に全く問題ないのであれば下見は不要です。運搬先も1階部分への搬入で、開口部も大きい、敷地はフラットであるなどといった場合は問題なしと考えてよいでしょう。

お役立ち情報

ピアノ運送にかかる費用は、移動距離、ピアノの種類、段差の有無などで算出されます。これらの費用のうち、移動距離とピアノの種類は、簡単にわかりますが問題は段差です。

家の中の階段を人力で上げ下げするのか?エレベーターを搬出の際も、搬入の際も使用できるのか?
敷地内に2~3段だけの小さな階段があるか?2階以上への搬入搬出の際に、クレーンは使用しないといけないか?クレーン車を家の前まで横付けできるか?などの点をチェックして初めて見積もりは完成します。

これらを、事前に完璧に把握しているのであれば、電話やメールでの見積もり依頼で充分です。しかし、「以前ピアノを購入した時には窓から入れたのだけど、隣が立て替えて窓の前に十分なスペースが無いかもしれない」「搬入先の廊下が、一部天井の下がっている部分があって高さが低いけど大丈夫だろうか?」等の、作業上の不安点がある場合には、下見費用は掛かるものの、事前に業者に下見してもらう方が良いですね。運搬当日に追加でクレーンの手配が必要になったとか、玄関から入らないなどの予定外の事態を避け、追加料金を気にするのであれば、下見費用の方が安く済むかもしれません。

>>ピアノ運送料金を安くする方法はコチラ

SNSでもご購読できます。