心づけ(こころづけ)


ピアノ運送用語集

心づけとは

心づけは自宅などに訪れて作業をしてくれた作業員に対して渡す「感謝の気持ち」をあらわす物です。どういった場合に渡すべきなのかは、その人の考え方次第になってくるのですが、基本的には渡しても渡さなくてもよいもの、と言うようになっています。

かつては自宅に作業員や専門家を呼び、作業してもらうという時点で心づけを渡さなくてはならない、というのがマナーと考えられていることもありました。現在もその考えを持っている人は少なくありません。時折こういった考え方に関して「人をねぎらう日本人の優しさ」といように言われることもありますが、実際のところ、この考え方自体は世界的に見ても珍しいものではありません。

むしろ考え方が定着しているのは欧米などの方で、そういった地域では自分の為に何かをしてくれた相手、例えばレストランのウェイターやタクシーの運転手に対してチップを支払うようになっています。それを想定してサービスが提供されているという点は日本とは大きく異なりますが、こういった「自分の為に何かをしてくれた」という、相手に対して感謝の気持ちを持つことは歓迎すべき文化でしょう。

お役立ち情報

日本国内で心づけが必要になるのはどういったケースなのかというと、基本的には「価格以上のサービスを提供してくれた」というような場合です。

ピアノ運送においては、例えば二階のピアノを運ぶために追加費用が発生したのに、比較的小型だったので値引きしてくれた、というような場合でしょう。これは自分が本来支払うべきだった追加費用を値引いてもらっている、あるいは価格以上のサービス提供をしてくれているということですので、心づけを渡すのには十分な理由です。この場合の渡すものとしては、菓子折りなどがベストでしょう。もし作業を請け負ってくれる人と知り合いで、好みがわかっているのであれば、好みに応じたものでも構いません。

またピアノ運送の作業が長引く作業になった場合、休憩中の相手に対して差し入れをすることも心づけの一つとなります。この場合は差し入れとしての性質が強くなるわけですから、帰って落ちついてからというよりは、その場ですぐに使えるものが良いでしょう。手軽なところで言えば缶コーヒーなどがありますが、作業後にしっかりとした菓子折りなどを渡しても問題ありません。絶対に渡さなくてはならない、というようなものではありませんが、渡しておくと人の縁が強まるものですから、必要に応じて用意したいところです。

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